2014年12月31日水曜日

2014

また一年が過ぎようとしている。
今年も最後の日に居る所、見える景色は去年と全く違っている。
たくさんの新しい出会いと共に、新たな世界で奔走した一年だった。
たくさんの決断があった。
その中に、本当に自分のためだけの決断があっただろうか。

とても大切なものを諦めた。
自分のことだけを考えるなら、絶対に諦めてはいけなかったもの。
それを機に全てが変わってしまって、もう元には戻らない。
自分の中に自分がいないような、虚ろのまま、ただ忙しさに身を投じてがむしゃらに進んでいく。
それでも、本当に大切な人が今幸せでいてくれるなら。
この先の未来、穏やかで幸せな時間とともにいてくれるなら。
やはりそれより優先するものは無いと感じる。
大切な人が笑顔でいてくれるなら、それが一番いい。

理由も動機も、いくらでもある。
もっともっとがんばらないと。
僕の視界にいる人、いない人、たくさんの問題や挫折もあるだろうが、幸せに暮らしてくれているなら。
本当に大切なものは、僕の手の中に在ろうが無かろうが、決して変わらない。
もっともっとがんばれる。






本町コモンズ


もうすぐ夜が明ける。
今日も本当にたくさんのお客さんに利用していただいて、やっと終了。
学生バイトさんの帰省などもあり、お店は若干人手不足で、さながら戦場。
ここ数日のお客さんの中には、久々の帰省で再開した友人同士といった方がたくさんあって、みなさん本当に賑やかに、店での時間を楽しんでくれている。
この場所が、たくさんの大切な時間を産み出していることが素直に嬉しい。

あと数時間もすれば今年最後の営業が始まる。
なんとか初めての年越しを迎えることが出来る。
オープンからここまで、あっという間のようで、本当に色んな事が起こった。
大変で濃密な時間だった。

行き詰まっている時に手を差し伸べて力を貸してくれた人がいる。
多大な迷惑をかけているにもかかわらず、忍耐力と寛容さでもって“がんばれ”と微笑みかけてくれる人がいる。
スタッフとして、ひたすら献身的に、店を大切に想って惜しみない努力を捧げてくれる人がいる。

ここは、来年もっともっと素晴らしいスペースになる。


2014年12月29日月曜日

table

夜な夜なお店の机の修理。
工房の方に無理を言って、デザインから一緒に作らせてもらったオリジナルの机。
お店の雰囲気を創ってくれている、大切な存在。
忙しさの中で、どうしても扱いが乱暴になることも…
来年もよろしくお願いします。


2014年12月20日土曜日

leave alone



leave alone

嘘はついてないよ もう迷いは無いよ
僕はムキになって 君を睨みつけた

遠くへ行くよ 君の知らない街さ
言葉は乱暴で 君をおびえさせた

僕は星になって いつも見守るから
僕は鳥になって いつも唄うから
よくもそんな出まかせ 子ども騙し
そう思い直して 噛み殺したんだ
別れの言葉 噛み殺したんだ
再会の約束を

過ぎた悲しみが 過ぎたよろこびが
今日の糧になると言うが どうにも信じ難い

探すべきだろう 未来に 僕らの居場所を
映すべきだろう 世界に ありのままの姿を

僕はムキになって 君を睨みつけた
言葉は乱暴で 君をおびえさせた
なぜにこんな無情を装ってまで
どこへ向かうというの 立ち尽くしたんだ
君の視界に 閉じ込められて 言葉が無い

僕は星になって いつも見守るから
僕は鳥になって いつも唄うから
よくもそんな出まかせ 子ども騙し
そう思い直して 噛み殺したんだ
別れの言葉 噛み殺したんだ
再会の約束を



メロディの地平


星は僕らの手からこぼれ落ちて 転がり出した
長く伸びた信号機の影が 夜に触れるとこ

僕らの星は青く熱く燃えて
やがて夜空を飾るだろう

汗は僕らの頬を流れる途中で 蒸発した
どこまでも駆け抜けるつもりならば はぐれはしないさ

僕らの歌は高く高く響いて
やがて街を充たすだろう

何かが行く手を遮ってそこにあったはず
でも歌って 笑っていたら
知らぬ間に 越えていた
残るのは メロディの地平

地平は遥か彼方 僕のちっぽけさに 言葉を失くしたり
地平は遥か彼方 世界の広さに 心踊らせて
両手を広げて

希望は僕らの胸に染み込んで 固まっている
誰も知らない秘密のサファイアを 彼方へと運ぼう

僕らの夢は儚く断たれても
後から後から湧いてくる

何かが行く手を遮ってそこにあったはず
でも歌って 笑っていたら
知らぬ間に 越えていた
残るのは メロディの地平

何かが行く手を遮ってそこにあったはず
でも歌って 笑っていたら
知らぬ間に 越えていた
残るのは メロディの地平

2014年12月19日金曜日

WINTER RUSH 2014


恒例のトリノスとラッシュの共同企画イベント。
いよいよ今週末です。
松下は、VO&Gで20日(土)のOCONOTZ(ココノツ)、ドラムで21日(日)のThe Road-runners、KRiGMAに参加します。

WINTER RUSH 2014
日時:12月20日(土)・12月21日(日)
OPEN 18:30 START 19:00
料金:前売・当日¥1,500
ドリンク別 要1オーダー(500円)
出演バンド
【20日(土)】
18:30 Open
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19:00 酒井まろ
19:30 The Peach Street Runners
20:10 PEP
20:50 COCONOTZ(ココノツ)
【21日(日)】
18:30 Open
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19:00 KNOY・S
19:40 Silver 49ers
20:20 The Road-runners
21:00 ニコルソニック
21:40 ザ・トースターズ
22:20 KRiGMA

2014年12月12日金曜日

TORINOS

師走、多忙を極める中、なんとか行うことができたTORINOSの忘年会。
また激動の1年だった。
気が付くと色んな世代の色んな人に支えられている。
この場にいなかったたんくさんの人に助けられている。
たくさんの人に多大な迷惑もかけている。
無償で支えてくれる人たちがいる。
どんな状況になっても、もうずっと僕を見捨てず、無条件で信じ必要とし続けてくれている人がいる。
今そばで見守ってくれている全ての人の優しさに、なんとしても応えたい。
自分の存在を主張せず、みんなの中に小さくてもいいから少しずつ何かしらの喜びを残していきたい。
もっと成長しないと。
振り返るとオレの中は泣き言でいっぱいだ。
もっともっとがんばらないと。



2014年12月5日金曜日

untitled

未明にまたその夢で目覚める…
もう自分にはどうしようもない
なるようになれ…

夕方からの店でのイベントは、想像以上に大盛況。
大型ショッピングモールの出店には
全く影響を受けない人の繋がり。

2014年12月1日月曜日

monologue

2014年11月、昼夜が逆転した生活。
11月半ばに大きく体調を崩し、月の後半にあった2本のライブにはなんとか声が出る状態にはなったものの、ライブ以降また体調を崩す。
眠れない日々が続く。
僅かな眠りの合間に、またあの人の夢を見る。
僕は未だにその存在から逃げまわっている。
恐いのだ。
僕はその人に無償の愛を望んだ。
あらゆるものを捨置き、僕だけを見つめ、求め、守って欲しいという独善的で、乱暴で、稚拙で、何よりも透明で歪み無き願い。
それはもう届かないという事実が。
それはもう叶わないという事実が。
ただただ恐いのだ。
そしてあるはずの無いその人の影に怯え、その人から、夢から、逃げ続け、いつまでも惑い続け、挙句に怯えている。

誰にも見えない、夜明け前の矮小なるもの。
それでも進むしかないという決意の繰り返し。
負った責任は、どんなに時間がかかっても、どんなに自らの犠牲を払ってでも果たすという、根拠無き使命で奮い立たせる。
立ち止まることは許されない。
歩みはどうにも頼りなく、父の影を追う。
その結末を知っている。