2011年5月8日日曜日

Sunny Side

Sunny Side

夜明けのホームで 列車を待ってる
2番線に 初めに来たやつでいくことにした

風吹きすさぶ街に しがみついて
汗して掴んだ 涙して手放した
愛しい人の影を 歩道に追いかけて
固く踏んづけるんだけど 夜に消えてしまう

探して そして闇に迷った

 生きるなら サニーサイドを走ろうぜ
 光で燃える 青空の道を
 いつかまた サニーサイドで笑おうぜ
 汗と涙で濡れた笑顔が放つ輝きで

手放すことで あきらめることで
身軽になれる荷物ではないんだな
希望は
暗闇を独りで生きていくことも
この街の仕組みは ありのまま許すんだけど

あがいた末に求めた

 生きるなら サニーサイドを走ろうぜ
 光で燃える 青空の道を
 いつかまた サニーサイドで笑おうぜ
 汗と涙で濡れた笑顔が放つ輝きで

街角のカーブミラーが まあるく写した
立ちすくむ僕と ゴミ袋をつつくカラス
固く 重く そして小さく心を
抱きしめて ここに沈んでしまう前に

夜明けのホームで 列車を待ってる
2番線に 初めに来たやつでいくことにした



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どうしても掴むことが出来ないもの
とどまることの出来ない場所
結局自分の帰っていく場所
初めからいつもここを目指しているのかもしれない
そして僕の知らない場所で生まれるはずの幸せに
苦しみと共に想いを寄せることで生まれる
微かな温もりだけが支えだ
投げ出すことは自分自身が許さない
挫けるな
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