2013年8月6日火曜日

untitled

とりあえずステージで、人前で唄っていれば何でもいいんだな。
アカペラのカヴァーでも、JAZZ、R&B、パンク、エモ、HipHop…
かっこ良く、こぎれいに、上手にやっていれば。

創造された音楽とはほど遠い、消費されるファッション。
買ってきたならまだ胸をはればもいいが、それは無断拝借してきたファッションです。
いかれたスタジオ撮影のアー写が、それがどれだけインチキくさいハリボテかを物語っています。
不器用に怪我を増やしながら、汗もふかず環境を作り、誰かに本物の可能性があるならわずかでも自分のあかりでてらしながら、眠りをけずり、作品を創り…
そして唄う。
僕が信頼出来る人の唄は、いつもそんな道のりの頂で輝いています。

これはあくまでも主観です。
しかし、その主観は特別なところで、完全に共有されているものだと思っていまいした。
真剣に自分と向き合って創り続ける姿を、それを見ていてくれていたんだと思っていました。
実際そうだったのかもしれない。
それすら今となっては、思慮の足りない僕の願望にすぎません。
錯覚だったのだと思います。

わかって良かったのだと思います。

それでも僕はあきらめられない。
意地とか、希望とかそういうものではなくて。
ただあきらめられない。
だから創り続け、唄い続けます。
その先の景色はきっと変わって、見守ってくれる視線も本物の理解を抱いて。
そんな淡い夢をいつまでも大切に大切に灯しながら。






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