2014年10月11日土曜日

メロディの地平


星は僕らの手からこぼれ落ちて 転がり出した
長く伸びた信号機の影が 夜に触れるとこ

僕らの星は青く熱く燃えて
やがて闇を照らすだろう

汗は僕らの頬を流れる途中で 蒸発した
どこまでも駆け抜けるつもりならば はぐれはしないさ

僕らの歌は高く高く響いて
やがて街を充たすだろう

何かが行く手を遮ってそこにあったはず
でも歌って 笑っていたら
知らぬ間に 越えていた
残るのは メロディの地平


地平は遥か彼方 僕のちっぽけさに 言葉を失くしたり
地平は遥か彼方 世界の広さに 心踊らせて
両手を広げて

希望は僕らの胸に染み込んで 固まった
ダイヤモンドのように輝いている ひと雫

僕らの夢は儚く断たれても
後から後から湧いてくる

何かが行く手を遮ってそこにあったはず
でも歌って 笑っていたら
知らぬ間に 越えていた
残るのは メロディの地平 

メロディの地平へ



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