2014年10月12日日曜日

monologue

初めて東北を訪れたのは2011年の夏。
東日本大震災の起こった年、被災地でのボランティアに参加する機会に恵まれた。
灼熱の被災地。
その時も、スタジオの移転をはじめ、仕事やプライベートで大切な岐路にあった。
今につながる幾つかの大切な決断をした。
今居る場所を遠く離れ、東北での経験は少なからずその決断に影響を及ぼしていたはずだ。

運命論者ではない。
しかし、重要な出来事、別れや出会い、大切な決断をせまってくる岐路は、時に偶然とは思えないタイミングや巡り合わせで、同時にやって来る。
この数ヶ月間、これからの数ヶ月間が、またその時だ。
とても不思議に感じることもあるが、自分の身の回りで起こることは、自分を介して全てがつながっているのだから、それは必然なのかもしれない。
また東北へ行く機会に恵まれた。
原発事故の影響下にある福島、2011年に訪れた岩手県の大槌町、東北の様々な場所へ。
しばしここを離れてみる。

一緒に行ってくれることになった新しいパートナーが、いつの間にか段取りを済ませてくれていた。
若いのに本当に良く気配りが出来て、行動力もある。
本当に心強い。
この年の頃の自分は…
恥ずかしくなる。
今も大して変わらないか…
いつまでもフワフワして、何かを探しているようで、本当のところ何も目指してなんかいないのかもしれない。

遠い場所から、見つめ直してきよう。
そして、そこでまたなにか湧き上がるイメージに出会えるなら、組立直してみよう。



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